3月の矯正診療日は、2(日)・15(土)・16(日)となります。
目立たない矯正装置
当医院では半透明のプラスチック製装置や、白いセラミック製装置と白いワイヤーを併用した目立たない表側の矯正装置を標準で採用し、成人矯正治療を行っています。通常の金属色の装置は、特別な場合を除いては使用いたしません。
これにより一昔前に比べると矯正歯科治療に抵抗をもつ方々が随分と少なくなり、これから矯正歯科治療を始める社会人の方々に喜ばれております。
当医院のドクターは最高齢で60歳の女性の方の成人矯正治療を受け持っております。歯は何歳からでも動きますが、大人の方は治療を開始する時期が早ければ早いほどよいかと思います。
大人の不正咬合の種類(成人の不正な歯並び)
今現在のあなたの歯並びはどのタイプでしょうか。不正咬合の状態によって治療計画や方法も変わります。詳しくは、以下の歯並び別の症例でご紹介しています。
大人から始める矯正の意義
成人の矯正治療は、歯のガタガタ、出っ歯、受け口など、見た目の印象の改善を希望し、ご相談に見えられる方が大半を占めます。もちろん審美的に口元を改善することは、心理的にも前向きな影響を与えるのですが、見た目と同時に大切なポイントは、将来的な歯の予防です。
歯並びが悪いと…
- 歯ブラシが届きにくく虫歯や歯周病のリスクが高まる
- 清掃性も悪いため口臭にもつながる
- 咬み合わせが悪いと将来的にあごの関節の痛みが出る場合がある
このように、虫歯や歯周病や咬み合わせの不良で歯を失うことは、将来的な治療費も余計にかかり、失わくて済む歯を失ってしまうリスクが高まります。歯並びや咬み合わせが正常な人は高齢になってもいつまでも歯が残る可能性が高くなります。
いつまでも、楽しい会話、美味しい食事、周囲を気にせず笑顔でいられることを考えると、矯正装置を人生の中で"たった2~3年付けるだけ"の恩恵は計り知れないものがあります。
子どもの歯並び治療後のⅡ期治療(本格矯正)
成人矯正は、正確には全ての永久歯が生え揃い、あごの骨の成長が終わってからの年齢が対象です。これをⅡ期治療と呼び、小児のⅠ期治療後に行います。
当医院でⅠ期治療を終えたが、永久歯列の歯並びが心配という親御さんのご相談、または、成人されている方々ご自身の歯並びのご相談に応じております。
まずはお気軽にご相談ください。
成人矯正のリスク・副作用
- 治療中は装置がお口の中に入るため、歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病(歯肉炎)のリスクが伴います。(医院でのブラッシング指導、ご本人のハミガキを日々しっかり行っていただく必要があります)虫歯の定期検診やフッ素塗布などをおススメしております。
- 成人矯正では治療中に歯根吸収や歯茎の退縮が生じる場合があります。
- 歯の移動により装置から余分なワイヤーが出ることがあります。そのため内頬を傷つけることがまれにあります。その場合はワイヤーの調整やカットを随時行います。
- 極端に硬い食べ物は装置が壊れたりすることがあります。装置への負担を考え、出来れば硬い食べ物は避けるようにしてください。
- 繊維質の食べ物は、装置にひっかかり飲み込みづらくなることがあります。
- 人によっては歯が後戻りをすることがあります(移動した歯は元の位置に戻ろうとします)そのため治療終了後もリテーナー(保定装置)を一定期間正しくつけることを忘れずにお願いします。
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