すきっ歯と言っても様々な要因のすきっ歯があります。
主訴 | がたがたの歯並びを治したい |
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診断名 | 空隙歯列 |
初診時年齢/性別 | 20歳女性 |
装置 | マルチブラケット |
抜歯/非抜歯 | 非抜歯 |
治療期間 | 1年 |
通院期間 | 10~14回 |
費用 | 約76万円(税込) |
リスク副作用等 | 再発の可能性が高いことについて説明 |
前歯の中央にあるすき間が正中離開(せいちゅうりかい)です。うわくちびるの裏にある上唇小帯(じょうしんしょうたい)と呼ばれる1本のヒダ状の帯が長いことが原因で前歯の間に隙間が生じるケースです。この場合はこの帯を外科処置する必要も出てきます。また、真ん中の歯と歯の間に余分な歯が埋まっているのが原因の場合もありますので、お子様の場合レントゲンで確認する必要があります。
乳歯時期のすきっ歯は発育の段階でできるものなので正常な状態です。逆に乳歯時期にすき間がないことのほうが、永久歯が生えるためのスペースがないので問題な場合があります。
全体的に歯にすき間がある場合が空隙歯列(くうげきしれつ)です。あごの大きさに対して歯が小さい場合、先天的に一部の歯が生えないで全体的な歯の本数が足りない場合、不正な咬み合わせが原因で起こる場合、成長期の癖(舌の動き・指しゃぶり・爪咬み・舌の大きさ等)が原因で起こる場合があります。
お子様の場合は成長とともに、自然と隙間がふさがってきますが、十分成長したにもかかわらず、すきっ歯が見られる場合は、早めの受診をおすすめいたします。