12月の矯正診療日は、3(日)・16(土)・17(日)となります。
▲小児の床矯正
主訴 | アゴが右にずれている |
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診断名 | 下顎側方偏位 |
初診時年齢/性別 | 8歳男児/終了12歳 |
装置 | 拡大床(Ⅰ期) |
抜歯/非抜歯 | 非抜歯 |
治療期間 | 4年(生え変わり終了までの経過観察期間含む) |
費用 | 約35万円(税込) |
リスク副作用等 | 放置した場合、成長とともに偏位が大きくなる可能性を説明 |
床矯正装置は、歯並びがデコボコの「叢生(そうせい)」の治療に使われます。装置にネジが埋め込まれており、装着の際に、このネジを回して広げます。これにより歯列を広げて歯の並ぶスペースを作ります。
床矯正は必ずしも万能ではありません。たとえば「床矯正を使うと歯の並ぶスペースができ、デコボコが治るので将来歯を抜かずに矯正できる」といったことがよく聞かれます。これには一理ありますが、全てのお子さまに適用できるわけではございません。
通常は、乳歯列期や乳歯と永久歯の混合歯列期に床矯正を使用したあと、全ての歯が永久歯になってから、第Ⅱ期治療としてワイヤー矯正を行うケースが多いです。
床矯正よくあるご質問
- 取り外し式は1日にどれくらい付けていないとダメでしょうか?
- 当医院では、食事時以外はなるべく装着をお願いしておりますが、お子さまの状況に合わせて、例えば学校などでは装着せず、基本、ご自宅だけでの使用というアドバイスもしております。調整はご家庭で出来て簡単ですので、食事時に外せて子どもにとっても楽な装置です。
- 床矯正に痛みはありますか?
- 床矯正は痛みはほとんどありませんが、一時的に痛がる場合もあります。もし痛みが続くようであれば我慢せずにご連絡いただければと思います。装置自体が当たって痛い場合は、巻いたネジを少し巻き戻してみるのも一つの対処方法です。
- 子どもが装置を付けるのを嫌がります
- なぜこの装置を付けなかればいけないのか、また、頑張って付け続けたら褒めてあげることも大切ですが、それでも嫌がる場合は、固定式の拡大装置もご用意しております。
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