12月の矯正診療日は、1(日)・15(日)・21(土)となります。
当医院ではなるべく歯を抜かない矯正も選択肢として考えます。特に乳歯の時期の子どもの矯正治療では、小児期の利点であるあごの成長(あごの骨の柔らかい時期)を生かし、その後に生えてくる永久歯のスペースを作ることにより、なるべく歯を抜かない矯正治療を目指します。「どんな不正な歯並びも絶対に抜かない」とは言い切れませんが、まずはご相談ください。
子どもの抜かない矯正
あごの骨の成長期に歯列を拡大してスペースを作ります
歯を並べるためのスペースを歯列の拡大によって作り、でこぼこの歯を並べていきます。あごの成長期に合わせて、拡大する装置を使用します。詳しくは「床矯正のページ」でご紹介しています。
子どもの時期にこの矯正治療をすれば、歯を抜かなくて済む可能性が高くなりますので、まずはお問い合わせ・ご相談下さい。
大人の抜かない矯正
大人の矯正の場合、子どものようにあごの成長を利用することができません。歯列に歯が収まりきらない場合は抜歯を検討する場合もあります。
成人の抜歯矯正
抜歯をするということは、なにも悪いことばかりではありません。横顔、特にお口元の美しさのポイントの一つである良好なE-ラインの獲得ができたうえに、緊密な咬み合わせを獲得できるメリットがあります。
▲鼻の頭とあごの先端のラインに口元が収まるのが美しい口元の条件と言われています
口元の形(顔貌)を考慮するか、歯を優先させるかで治療方針が変わってくるかと思います。特に日本人はあごが小さい傾向にあり、歯がすべて並ぶスペースが足りないために、デコボコの歯並びの方が多いと言われています。
抜歯をせずに矯正をするのは、7人掛けの電車のシートにおすもうさんが7人座るようなもの、とお考えいただければ分かりやすいかと思います。無理に収めた歯が外側に向き、口元が前に出たり、歯ぐきの高さ(ボリューム)がなくなったりする場合があります。
なるべく歯を抜かない矯正治療についてご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
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